永遠の幸せ
『パンズ・ラビリンス』@チネチッタ。
*とにかくすごい。映画って、こうゆう作品のためにある表現手段だよなー、と感服させられる、ダーク・ファンタジー。ハリポタなんてもうコドモのお遊びにしか思えない(まあ、それはそれで好きなんだけど)。
*映像の質感とか、造形とか、圧倒された。。。観ている間ずっと集中と緊張を強いられる映画なんて久しぶり。コワい&グロいシーン満載で、そうゆうのに弱いわたしは見てるのが辛い場面もいくつかあったけど、それでも目を離せなかった。
*スペイン内戦という苛酷な現実、そういう時代だからこそ、軍人の義父の冷酷さにも説得力がある。一方で、地下世界はというと、こちらもかなりダークサイド。パンにしても妖精(妖魔?)にしても造形怖いし。リアルとファンタジーが相反するというより融合している、でもその世界観と表現のテクニックが素晴らしい、と思った。
*エンディングをハッピーと考えるかバッドと受け取るかは、人によって違う気がする。。。現実世界では結局幸せになれなかった訳だが、地下(幻想)世界の存在を信じれば話は真逆で、現実世界を離脱しない限りそちらに行けない訳だし。正直、観ている時はオフェリアがカワイソすぎて滂沱だったのが、時間が経つにつれてわからなくなってきて、今もまだ考えている。。。「だから少女は幻想の国で永遠の幸せを探した」って、観終わって納得するコピーだと思う。
*今年一番の見応え。☆☆☆☆½。
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